闇ネットポエム - 2021-07-25
闇ネットポエムの頻度高い気がするけど書きたくなるのもたぶんいまのうちだろうし
実用性を求めずにインフラストラクチャを自作してみるという点においては、闇ネットは箱庭鉄道にちょっと似てるなと思った 闇ネットは箱庭鉄道よりずっと場所もお金も少しで済む
いまは最低1万円〜
2021/07/24に時計⌚屋さんが闇ネット入りを果たした 動かした(Stratum-2。気が向いたら1を指向してみる) ⌚
気がついたら20台近くのホストが動いている
curl -s https://scrapbox.io/api/table/Geek-SpaceBox/GSNet%E3%81%AE%E3%83%9B%E3%82%B9%E3%83%88%E4%B8%80%E8%A6%A7/hosts.csv | wc -l | sed 's/ //g' ってやると数が出てくる
モバイル闇ネットルータの需要が高まってきてるのでそろそろ着手したみ
端末に直接VPNをインストールしてしまえばモバイルでもつながるけど、以下の理由で闇ネットぽさがなくなると思ってるのでやってない
スター型のVPNをつくりたいわけでもなければ、自分のVPNに他のオタクを招待したいわけでもない
あくまでみんなたちが持ち寄ったネットワークの「断片」を相互に接続した「ネットワーク」をつくるのが闇ネットのありたい姿
なので、個々の「断片」は場所に紐付いているのが標準的なありかた
そこに「ベーコンにギクべに招待される」以上の認証は必要ない その亜種として、モバイル闇ネットルータは「俺がいる場所、いま此処が闇ネットだ」ができる
なぜ場所に紐付けるのかというと、
計算資源の源である「電力」と「冷たい空気」は結局のところ人ではなく場所に紐づく資源だから
一個の自然人は無尽蔵の電力や冷却能力を持ち歩くことができない
なんでも人に紐付けてしまういまのインターネットを少し解体してやろうという意図もある
スマホなんかのモバイルデバイスだと使えるVPNの種類が限られる
みんなたちのパソコンが直に闇ネットに晒されるのはちょっと心配
パソコンオタクだからといってみんながみんなネットワークに詳しくて適切に防壁を張れるわけじゃない
マルウェアが蔓延したりしても責任持てない
闇ネットゲートウェイという仕組みは、闇ネットが無法地帯であり続けられることと、ネットワーク強者じゃなくても闇ネットにジョインできることを両立するための仕組み NATゲートウェイを家電の域に落とし込んだブロードバンドルータというのはすごい発明だなと思った
それだけに最近いい加減な製品が多いのが残念なんだけど
闇ネットは懐古趣味ではなく、どちらかというとなろう小説
ここ20年くらいでIPというテクノロジ自体はそんなに変わってはいない 秘伝のタレに継ぎ足し継ぎ足しで延命されて使われ続けてる感じ
一方変わったこともある
デザインの知見の蓄積なんかは大きな変化のひとつ
Webのグラフィックデザインという意味にとどまらず、インターネットで動くものをどうつくったらいいのか?という知見
ここ20年の知見をもって1998年くらいのインターネットに放り込まれたら何をどうやれるか?というなろう小説
懐古趣味をやりたい人は全開でやってもいいんだけど
やりたいことをやって